【VGC2016】クチート入りグラカイドータ
JCS予選で使ったメインの構築です
ゼルネアスへの殺意が高い構築になっております
28‐12 最終レート1700程度 最高レート1744
〔追記〕
この画像の存在を完全に忘れていました。
こちらの方が見やすいと思うので掲載しておきます。
〔個別解説〕
控えめ
207-*-133-231-180-103
H252 B180 C76
しおふき 熱湯
冷凍ビーム 守る
C:11n
HB:残り
特攻には最低限のみ配分し、残りはすべて耐久に振り切りました。
特に薄い物理耐久を強化しています。
ここまで配分することで、A255ゲンシグラードンの断崖の剣のダメージを、威嚇無しで55%、威嚇有りで38%程度にまで抑えることができます。
この耐久を盾に後発からグラードンを処理しにいきます。
もちろん火力も十分すぎるほどあるので、トリックルーム下でドータクンカイオーガを並べて潮吹きを通して勝ち、という試合も何度もありました。
素早さは理想値ではありませんが、この中途半端な素早さが意外と役に立ちました。
グラードン@紅色の珠
意地っ張り
207-231-180-*-130-113
H252 A76 D156 S24
断崖の剣 炎のパンチ
岩雪崩 守る
A:11n
HD:C222ゲンシグラードンの大地の力耐え
S:残り
こちらもカイオーガと同様に耐久に、特に特殊耐久に大きく割いた型となっております。
ここまで割くと、特殊耐久にかなりの余裕が生まれるので、安定感のある立ち回りが可能になります。
物理型のグラードンにはどうしても付きまとう断崖の剣を外すといった事態にも比較的対処しやすくなります。
こちらはカイオーガのような全抜きに使うことは少なく、断崖の剣で削ってメガクチートの不意打ちやメガボーマンダのハイパーボイス圏内に入れるという使い方をすることの方が多かったです。
無邪気
170-166-150-172-99-189
A4 C252 S252
ハイパーボイス 捨て身タックル
いびき 守る
主にグラードンを見たかったので、このような特攻ベースの配分になっております。
ドーブルの前でも強気に動かしていきたかったのでいびきを採用しておりますが、この枠は素早さ関係で優位に立てる追い風や、メガレックウザを一撃で処理することができる流星群などでもいいでしょう。
グラゼルネドーブル系統の構築に対して先発に出して、威嚇を撒いたりハイパーボイスで削りを入れてたりしていきます。
ボルトロス@オボンの実
穏やか
10万ボルト 電磁波
挑発 威張る
186-*-91-145-132-131
H252 B4 D252
耐えたいものに特殊攻撃が多かったので、特殊耐久にすべて振り切りました。
全国ダブルと同じように猛威を振るってくれた・・・と言いたいのですか、活躍としてはいささか物足りないものがあります。
僕の腕が未熟なのもありますけどね。
この枠はいまだに迷っているので、今後このルールを考察することがあればしっかり煮詰めていきたいですね。
意地っ張り
157-154-146-*-132-71
H252 A116 B4 D132 S4
アイアンヘッド じゃれつく
不意打ち 守る
A:11n
HD:C255ゲンシカイオーガの雨下ダブルダメージ根源の波動耐え
この構築で最も活躍してくれたポケモンです。
もともとはグラードンカイオーガ構築が辛いイベルタルの対策に取りあえず入れておいた程度だったのですか、思いのほか大活躍してくれました。
クチートの苦手な技からグラードンカイオーガの天候を駆使して守り、思う存分に暴れさせることができます。
また、鋼タイプが二体いることによって片方が倒されてもゼルネアスへの打点を失わずに済むため、ある程度乱暴に動かすこともできます。
グラカイクチートの並びはとても強いのでぜひ一度使ってみて欲しいですね。
ドータクン@ラムの実
勇敢
174-155-136-*-137-34
H252 A252 D4
ジャイロボール トリックルーム
スキルスワップ 神秘の守り
配分はジャイロボールでゼルネアスに入るダメージをできるだけ多くするために攻撃に特化、残りは体力に回しました。
この構築における素早さ操作やドーブル対策、天候奪取を引き受けてくれます。
他のトリックルーム使いと違ってゼルネアスに強いので、カイオーガと合わせることでグラゼルネを容易に倒すことができます。
このポケモン無しではこの構築は成り立たないと言っても過言ではないでしょう。
JCS予選は残念な結果に終わってしまいましたが、自分の結論とも言える構築で最後まで戦えたことにとても満足しています。
しばらくはポケモンから離れることになりますが、VGC2017ではもっと腕をあげて全力で勝ちにいきたいと思います。
長文にお付き合い頂きありがとうございました。
また構築記事を上げることがあれば読んでいただけたら幸いです。