【WCS2017】ヤミラミ軸積みコントロール【京オフ優勝】
ポケモン | 道具 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
ヤミラミ | のんきのおこう | ねこだまし | トリック | にらみつける | おにび | いたずらごころ |
ガブリアス | ジメンZ | じしん | いわなだれ | どくづき | まもる | さめはだ |
カプ・コケコ | とつげきチョッキ | 10まんボルト | ほうでん | ボルトチェンジ | しぜんのいかり | エレキメイカー |
カビゴン | フィラのみ | からげんき | 10まんばりき | のろい | リサイクル | くいしんぼう |
ギャラドス | ラムのみ | たきのぼり | ほえる | りゅうのまい | まもる | いかく |
テッカグヤ | オボンのみ | ヘビーボンバー | ニトロチャージ | アクロバット | まもる | ビーストブースト |
実績
・京オフ優勝
はじめに
ヤミラミはこのルールが始まった頃から考察していたポケモンなのですが、他の構築を触りたいので区切りとして記事にまとめておきたいと思います。
かなり前の構築なので参考になる部分は少ないかと思います。
個別解説
技:ねこだまし トリック にらみつける おにび
特性:いたずらごころ
持ち物:まんぷくおこう
性格:おだやか
配分:H252 B172 D84
この構築のコンセプトです。「トリック」や「おにび」、「ねこだまし」を使って味方の行動回数を稼ぎ、「にらみつける」で技を通していきます。
「トリック」は相手に「のんきのおこう」を押し付ける以外にも、ポリゴン2やガラガラから持ち物を奪うこともできます。
いかくを「にらみつける」で無効化できるので、相手のウインディをガブリアスの「じしん」で多少強引に突破できます。そのため味方のガブリアスの「じしん」に巻き込まれることが多いので、2耐えする調整にしています。
技:じしん いわなだれ どくづき まもる
特性:さめはだ
持ち物:ジメンZ
性格:ようき
配分:A252 D4 S252
この構築では主にヤミラミとカビゴンで辛いベトベトンやウインディを見るために採用しています。
ヤミラミの「にらみつける」と合わせた制圧力の高さは素晴らしいです。
カプ・コケコ
技:10まんボルト ほうでん ボルトチェンジ しぜんのいかり
特性:エレキメイカー
持ち物:とつげきチョッキ
性格:おくびょう
配分:H252 C4 S252
相手のカプに対して後ろから投げてフィールドを取っていくために採用しました。
しかし、実際には物理相手に「おにび」をいれるために後ろから投げることが多く、特殊相手にはほとんど投げなかったので「とつげきチョッキ」ではなく「エレキシード」の方が良いと思います。
特性:いかく
持ち物:ラムのみ
性格:ようき
配分:H4 A252 S252
積みアタッカーその1。
「ほえる」は特に採用する技が無かったのと、オフの前日に潜ったレートで当たったイーブイへの殺意です。
技:からげんき 10まんばりき のろい リサイクル
特性:くいしんぼう
持ち物:フィラのみ
性格:ゆうかん
配分:H20 A76 B252 D156
H-D カプ・コケコのエレキフィールド下「いのちのたま」「10まんボルト」を2耐え
積みアタッカーその2。
ヤミラミの「のんきのおこう」+「トリック」のおかげで、相手のポケモン一体に対しては「のろい」を積んでも確実に上を取れます。また、「からげんき」のおかげで状態異常にも強くなれます。
テッカグヤ
特性:ビーストブースト
持ち物:オボンのみ
性格:いじっぱり
配分:H100 A148 B4 D4 S252
積みアタッカーその3。
「ニトロチャージ」と「ビーストブースト」で攻撃力と素早さを上げてなぎ倒していきます。「ビーストブースト」と「にらみつける」の相性もいい感じです。
「オボンのみ」「アクロバット」は試験的に採用してみたのですか、「たべのこし」を持たせて「みがわり」を張ってる方が絶対に強いです。
性格も「ニトロチャージ」後に抜ける範囲が広がる「ようき」の方が強いのです。
選出
基本 先発 後発or
対トリパ 先発 後発+@
最後に
ヤミラミはあまり見ないポケモンですか、絶妙に痒いところに手が届く良いポケモンだと思います。種族値は低いですが、うまく場に居座って盤面をコントロール出来れば素晴らしい活躍をしてくれます。
取り合えず採用して強いポケモンではありませんが、考察する価値のあるポケモンなので皆さんもぜひ使ってみてください。
レンタルチーム
変更点
・カプ・コケコ
HS→CS
とつげきチョッキ→エレキシード
・テッカグヤ
オボンのみ→たべのこし
アクロバット→みがわり
ラムのみ→ソクノのみ
ほえる→じしん
中学校の頃キモガッサと呼ばれた話
はいどうも。今回の話は一部の身内以外には一切需要がない話です。
では本題にいきましょう。
僕が対戦に熱心に取り組むようになったのは中学校の頃からでした。BW1の時期にバトルトレインを攻略し始めたのがきっかけですね。3値を知り、乱数もできるようになって、さらにはBW2が発売されて僕はどんどん対戦にハマっていきました。
一方、学校ではBW2が発売されてポケモンがちょっとしたブームになっていました。
そんな時期に、いつも通り休み時間に何人かで雑談しているときに、その中の一人が言い出したのです。
「今日ポケモンバトルしようぜ!」
この時バトルした友達にガチ勢なんて一人もいません。しかし、この頃の僕は中学生のガキな上にガチ勢なりたてです。接待プレイなんて出来るはずがありません。全力で勝ちに行きました。
そして、あろうことか5世代シングルの”闇”そのものと言っても過言ではないポイズンヒールキノガッサを使ってしまったのです…。
<ほうし!みがわり!つよい!
当然僕が完封する形で勝ちました。
しかし、一応ガチ勢として知られていた僕に、こんな害悪を使われて負けたのです。文句がない訳がありません。そして負けた友達の一人が言ったのです。
「こんなんキモすぎるわ!キモガッサやんけ!」
この罵倒が次第にトレーナーである僕にも使われ始め、絶妙な響きの良さからしばらくの間僕のあだ名として使われることになりましたとさ。
皆さんはちゃんと接待プレイしましょうね。
【VGC2016】レパゲングラゼルネ
ポケモン | 道具 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
グラードン | べにいろのたま | だんがいのつるぎ | ほのおのパンチ | ロックカット | まもる | ひでり |
ゼルネアス | パワフルハーブ | ムーンフォース | マジカルシャイン | ジオコントロール | まもる | フェアリーオーラ |
ガルーラ | ガルーラナイト | すてみタックル | グロウパンチ | かみくだく | ねこだまし | きもったま |
ドーブル | メンタルハーブ | ダークホール | へんしん | トリックルーム | トリックガード | ムラっけ |
ゲンガー | ゲンガナイト | ヘドロばくだん | こごえるかぜ | かなしばり | まもる | ふゆう |
レパルダス | きあいのタスキ | イカサマ | アンコール | ちょうはつ | ねこだまし | いたずらごころ |
成績
カマルオフ15位で予選抜け
決勝トーナメント一回戦負け
経緯
まず最初に使おうと思ってた構築はエルフゲンガーの並びにグラゼルネを入れた形のものだった。しかし、「まもる」を切ったエルフーンでは初手に何もやることがないという場面が多く、だからと言って「まもる」を入れるようなスペースもない、というジレンマを抱えたまま当日を迎えてしまった。
オフ会場に向かう電車の中で何か良いサポートポケモンはいないかと探していたところ、初手に「ねこだまし」ができて、エルフーンと同じように「アンコール」を覚える特性「いたずらごころ」のポケモンであるレパルダスを見つけ、そのまますぐに採用することにした。
個別解説
技:だんがいのつるぎ ほのおのパンチ ロックカット まもる
特性:ひでり→おわりのだいち
実数値:189-254-180-*-128-112
配分:H108 B4 A244 D140 S12
性格:いじっぱり
・H-D:C202ゲンシグラードンの「だいちのちから」耐え
・S:S1↓最速100族抜き
VGC2016では最も硬いポケモン。天候を取られなければ一撃で落とされることはほとんど無く、天候をロックできるゲンガーと相性が良い。レパルダスかゲンガーのどちらかが倒されたときに繰り出して暴れてもらう。初手の2体の相手の行動を封じる能力がとても高いおかげでこちらの行動にはかなりの余裕が生まれるため、それを活かすためにロックカットを採用している。
技:ムーンフォース マジカルシャイン ジオコントロール まもる
特性:フェアリーオーラ
実数値:201-*-116-183-118-166
配分:B4 C252 S252
性格:おくびょう
ドーブルと並んでVGC2016を象徴するポケモン。「ジオコントロール」を積んで制圧する展開はやはり強く、このポケモンのおかげで勝ちを拾った試合もあった。個人的に遅いゼルネアスはあまり評価していない(速いグラードン、カイオーガに上から噴火、潮吹きを打たれるため)が、この構築ならば積むのは比較的容易なので「ジオコントロール」後の展開を安定させるために耐久振りにするのが良かったように思う。
ガルーラ
特性:きもったま→おやこあい
実数値:181-177-120-*-120-167
配分:H4 A252 S252
性格:ようき
今回は主にゲンガーでは不利な相手や、相手のゲンガーに対して選出するために採用。相手のゲンガーに「ねこだまし」を打てるようにメガシンカ前の特性を「きもったま」にしている。
特性:ムラっけ
実数値:161-*-78-*-83-72
配分:H244 B124 D140
性格:のんき
・S:最遅
VGC2016の環境を破壊したポケモン。「トリックルーム」で相手のメガゲンガーに対応するために採用。エルフーンの各種補助技やゲンガーの「おにび」をシャットアウトするための「トリックガード」。ドータクンカイオーガの並びから天候を取り返したり、腐りにくくするための「へんしん」。「へんしん」の枠は通りのいい相手のゲンシグラードンの全体技を防ぐために「ワイドガード」でもいいかもしれない。
ゲンガー
技:ヘドロばくだん こごえるかぜ かなしばり まもる
特性:ふゆう→かげふみ
実数値:147-*-103-208-116-200
配分:H92 B20 C140 D4 S252
性格:おくびょう
・H-B:A146ファイアローのいのちのたま「ブレイブバード」を高乱数で耐える
今回の構築のカギとなるポケモン。「かげふみ」と「こごえるかぜ」や「かなしばり」を合わせて、後発のポケモンの動きやすい場を整えていく。「こごえるかぜ」はレパルダスの「ねこだまし」を最大限活用するために採用した。
技:イカサマ アンコール ちょうはつ ねこだまし
特性:いたずらごころ
実数値:139-*-102-*-71-173
配分:B252 D4 S252
性格:おくびょう
エルフーンの代わりに入ってきたポケモン。エルフーンでは初手に出てくるガルーラにほとんど仕事もできないまま倒されてしまうという展開が多く見られたため、それを解決するために「ねこだまし」で確実に仕事ができるレパルダスを入れた。これでレパルダスが倒されても、ゲンガーの「こごえるかぜ」と合わせて確実に有利状況をつくることができる。
基本選出
先発 後発
初手は「ねこだまし」+「こごえるかぜ」から入って、動きやすい場を整えていく。レパルダスが落とされたら、そのまま後発のポケモンでの制圧を狙う。レパルダスが生き残っている場合は、「アンコール」+「かなしばり」によるロックを狙ったり、「イカサマ」+「まもる」で削りを入れてレパルダスだけ倒してもらい、後発に繋ぐ。
カマルオフでは全試合この選出をした。
最後に
突貫で仕上げた構築ではあるが、かなり強い構築であると思う。一方で明らかな欠陥もみられるので、それを解消できればさらに完成度は高まるだろう。レパルダスゲンガーの並びは今まであまり注目されていなかったが、一線で戦える力は十分にあるように感じた。
【シンオウダービー4位】眼鏡サンダースタン
どうもこんにちは。
最近ポケモンGOが日本でも配信されましたね。
それはもうすごい人気で、町に出るとポケモンGOをプレイしている人であふれかえっています。
ポケモンにあまり興味が無かった友人もプレイしているのには驚きました。
さて、今回はそんなポケモンGOに食われて影が薄くなってしまったかわいそうな大会、シンオウダービーの構築です。
そういう僕もポケモンGOに夢中で最終日に慌ててやったんですけどねw
戦績:25勝1敗 最終レート1841
まだまだ伸ばせたかもしれませんが、ポケモン捕まえに外出して疲れていたのでやめました。
このルールはランドロスやモロバレルがおらず、電気技の通りがとても良いので眼鏡サンダーを軸にすることに決定。放電地震がしたかったのでガブリアス、氷タイプの対策にハッサムとウインディ、雨パやマリルリ、トリパの対策としてトリトドン、万能サポートポケモンクレセリアを入れて、構築が完成しました。
個別解説
こごえるかぜ サイコショック めざめるパワー炎 いばる @たべのこし
配分:不明
特性:ふゆう
性格:ずぶとい
こご風クレセです。流用個体なので配分が分かりません。こご風でガブリアス抜き程度にまでSを上げて、あとは適当でいいと思います。トリトドンにオボンを渡したかったので食べ残しを持たせました。居座って力を発揮するタイプの型なので、食べ残しで正解だったと思います。
最初はトリルクレセを使ってスイッチしていたのですが、どうもガブサンダーには合わないと思い、電磁波こご風型を使ってみることに。しかし、電気タイプやラム持ちが多く、電磁波が通らないことが多かったのでハッサムへの打点になるめざ炎に変更しました。
威張るの無いクレセリアは弱いと思います。
配分:236-252-0-*-20-0
特性:テクニシャン
性格:いじっぱり
よくいるラムハッサムです。ラムのみが本当に優秀で、熱湯のやけどを直したり、ドーブルの対策になったりします。クレセリアと合わせていばラムも可能です。めったにやりませんが。
相手のクレセリアの処理がハッサムに依存しているので、大事に扱わないと詰みます。
じしん いわなだれ ドラゴンクロー まもる @きあいのタスキ
配分:4-252-0-*-0-252
特性:さめはだ
性格:ようき
襷ガブです。最初は眼鏡サンダー+鉢巻ガブリアスとかいうアホみたいなことやってたんですけど、ガブリアスには安定感を持たせたほうがいいと思い、襷を持たせました。ガブリアスを倒せるような技が氷技ぐらいしか無かったので、ヤチェでも良かったかもしれません。トリトドンに選出が食われ気味でしたが、出したときは安定した活躍を見せてくれました。
サンダー
10まんボルト ボルトチェンジ ねっぷう ほうでん @こだわりメガネ
配分:204-*-0-148-0-156
特性:せいでんき
性格:おくびょう
この構築のエース、眼鏡サンダーです。Sは準速100族抜き、Hにできるだけ振って、残りをCに振り切っています。このルールで遅いサンダーは弱いと思います。僕は最低限の耐久は欲しかったのでこの配分にしましたが、CSに全振りするのも面白いかもしれません。
ボルトチェンジがとても強く、先制技圏内まで削って交代できたり、相手の交代を見てから交代することができます。眼鏡を持たせているのでボルチェンの火力もかなり出ます。
放電は高火力範囲技ということ以外にも、指粉+マリルリや避雷針+マリルリといった並びを簡単に対策することができて、とても優秀でした。
ただ、特性はプレッシャーの方が良かったと思います。ニョロトノのS判定ができるので、立ち回りがグッと楽になりそうです。
フレアドライブ インファイト しんそく まもる @いのちのたま
配分:4-252-0-*-0-252
特性:威嚇
性格:いじっぱり
珠ウインディです。ハッサムだけではマニューラ他氷タイプがきついと思ったのと、相手のハッサムに強いのが柔軟性の無いサンダーしかいない、威嚇枠が欲しいなどの理由で採用しました。前述の理由から、技選択に柔軟性を持たせるために命の珠を持たせました。サンダーで削ってウインディで縛るという動きがとても強かったです。
だいちのちから ねっとう こごえるかぜ まもる @オボンのみ
配分:252-*-180-76-0-0 (※最遅)
特性:よびみず
性格:のんき
オボントリトドンです。自己再生を入れる技スぺが無かったのでオボンを持たせて耐久を補いました。雨パ他水タイプの対策や、トリパの対策に採用しました。しかし、肝心の雨パがやたら波乗りを打ってくるので、雨対策としては当初想定していたほどの活躍はしてくれませんでした。
凍える風は、トリトドンは遅く相手を縛る能力がないので、味方の縛りを解除するために採用しました。
雨パの対策としては微妙でしたが、それ以外の水タイプや相手のガブサンダーにはめっぽう強いので、しっかりと活躍してくれました。この枠はトリトドンで間違ってなかったと思います。
最後に
シンオウダービーはすごく良いルールだっただけに、ポケモンGOに話題を持っていかれたのが少し残念です。僕自身ポケモンGOを夢中でプレイしていましたが、この大会に腰を据えて取り組みたかったとも思っています。
余談になりますが、1敗で1840まで行けたときはかなり調子に乗っていたのですが、調べてみたら1900に乗った方もおられるそうで。上には上がいるものですね。
【追記】
ランキングはこんな感じでした。ましゅまろさんがヤバすぎる。
【VGC2016】クチート入りグラカイドータ
JCS予選で使ったメインの構築です
ゼルネアスへの殺意が高い構築になっております
28‐12 最終レート1700程度 最高レート1744
〔追記〕
この画像の存在を完全に忘れていました。
こちらの方が見やすいと思うので掲載しておきます。
〔個別解説〕
控えめ
207-*-133-231-180-103
H252 B180 C76
しおふき 熱湯
冷凍ビーム 守る
C:11n
HB:残り
特攻には最低限のみ配分し、残りはすべて耐久に振り切りました。
特に薄い物理耐久を強化しています。
ここまで配分することで、A255ゲンシグラードンの断崖の剣のダメージを、威嚇無しで55%、威嚇有りで38%程度にまで抑えることができます。
この耐久を盾に後発からグラードンを処理しにいきます。
もちろん火力も十分すぎるほどあるので、トリックルーム下でドータクンカイオーガを並べて潮吹きを通して勝ち、という試合も何度もありました。
素早さは理想値ではありませんが、この中途半端な素早さが意外と役に立ちました。
グラードン@紅色の珠
意地っ張り
207-231-180-*-130-113
H252 A76 D156 S24
断崖の剣 炎のパンチ
岩雪崩 守る
A:11n
HD:C222ゲンシグラードンの大地の力耐え
S:残り
こちらもカイオーガと同様に耐久に、特に特殊耐久に大きく割いた型となっております。
ここまで割くと、特殊耐久にかなりの余裕が生まれるので、安定感のある立ち回りが可能になります。
物理型のグラードンにはどうしても付きまとう断崖の剣を外すといった事態にも比較的対処しやすくなります。
こちらはカイオーガのような全抜きに使うことは少なく、断崖の剣で削ってメガクチートの不意打ちやメガボーマンダのハイパーボイス圏内に入れるという使い方をすることの方が多かったです。
無邪気
170-166-150-172-99-189
A4 C252 S252
ハイパーボイス 捨て身タックル
いびき 守る
主にグラードンを見たかったので、このような特攻ベースの配分になっております。
ドーブルの前でも強気に動かしていきたかったのでいびきを採用しておりますが、この枠は素早さ関係で優位に立てる追い風や、メガレックウザを一撃で処理することができる流星群などでもいいでしょう。
グラゼルネドーブル系統の構築に対して先発に出して、威嚇を撒いたりハイパーボイスで削りを入れてたりしていきます。
ボルトロス@オボンの実
穏やか
10万ボルト 電磁波
挑発 威張る
186-*-91-145-132-131
H252 B4 D252
耐えたいものに特殊攻撃が多かったので、特殊耐久にすべて振り切りました。
全国ダブルと同じように猛威を振るってくれた・・・と言いたいのですか、活躍としてはいささか物足りないものがあります。
僕の腕が未熟なのもありますけどね。
この枠はいまだに迷っているので、今後このルールを考察することがあればしっかり煮詰めていきたいですね。
意地っ張り
157-154-146-*-132-71
H252 A116 B4 D132 S4
アイアンヘッド じゃれつく
不意打ち 守る
A:11n
HD:C255ゲンシカイオーガの雨下ダブルダメージ根源の波動耐え
この構築で最も活躍してくれたポケモンです。
もともとはグラードンカイオーガ構築が辛いイベルタルの対策に取りあえず入れておいた程度だったのですか、思いのほか大活躍してくれました。
クチートの苦手な技からグラードンカイオーガの天候を駆使して守り、思う存分に暴れさせることができます。
また、鋼タイプが二体いることによって片方が倒されてもゼルネアスへの打点を失わずに済むため、ある程度乱暴に動かすこともできます。
グラカイクチートの並びはとても強いのでぜひ一度使ってみて欲しいですね。
ドータクン@ラムの実
勇敢
174-155-136-*-137-34
H252 A252 D4
ジャイロボール トリックルーム
スキルスワップ 神秘の守り
配分はジャイロボールでゼルネアスに入るダメージをできるだけ多くするために攻撃に特化、残りは体力に回しました。
この構築における素早さ操作やドーブル対策、天候奪取を引き受けてくれます。
他のトリックルーム使いと違ってゼルネアスに強いので、カイオーガと合わせることでグラゼルネを容易に倒すことができます。
このポケモン無しではこの構築は成り立たないと言っても過言ではないでしょう。
JCS予選は残念な結果に終わってしまいましたが、自分の結論とも言える構築で最後まで戦えたことにとても満足しています。
しばらくはポケモンから離れることになりますが、VGC2017ではもっと腕をあげて全力で勝ちにいきたいと思います。
長文にお付き合い頂きありがとうございました。
また構築記事を上げることがあれば読んでいただけたら幸いです。